『等身大の射手』と『ライラトル・カドルの礼拝』


東京都写真美術館・聖地巡礼展の巨大プリント「ライラトル・カドルの礼拝」は、地上85メートルのミナレット(光塔)のテラスから撮影したものです。この写真と向き合っていると、”神の視座”とも言えるあの場所から、100万人が心を一つにして繰り広げる祈りの姿を見下ろして抱いた”畏れ”に近い感情がまざまざとよみがえってきます。これからの写真家人生で、これほどの圧巻に立ち会う機会は2度と無いであろうと、しみじみと思います。
(日本写真家協会・田沼武能会長と)


そしてもう一方は、六本木ミッドタウンのFUJIFILM SQUAREで開催中の「写真で旅する世界遺産展」 http://fujifilmsquare.jp/ の「等身大の射手」の等身大プリント。約5000年前、サハラが緑に覆われていた時代に描かれたものですが、1978年に撮影して以来、身長1,8メートルのこの射手と30年ぶりに再会を果たした気分です。麓のオアシス・ジャネットで大量に買いこみ、石のように硬くなったフランスパンを石で砕き、スープで戻し流し込みながら、壁画探索に明け暮れた若かりし日々がよみがえってきました。
(壁面構成デザイナー・佐村憲一さんと)

『等身大の射手』と『ライラトル・カドルの礼拝』” への1件のコメント

  1. 野町さんこんばんは。2年前アラハバードのホテルでお会いしましたPSJの柳岡と申します。
     すごいプリントですね。やはりスケールのでかい野町さんの写真はこのサイズですよね。
     関西での個展開催の予定はないのでしょうか?ぜひ本当のプリントが見たいものです。

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